本日もオフィス(最寄駅は岩本町ですが、いつも秋葉原と言ってしまう悪いクセ)の周りが暖かく、窓の外を見れば半袖で歩いている外国人観光客の方々がいるじゃないですか。
じゃあオレも薄着で外出してやるぜ!と思い事務所を出たらエレベーターホールの時点で寒すぎて風呂に入りたくなりました。
今日は日々の思索について書いてみます。
【読了時間:3分くらい】
「正解が無いこと」なのに正解に見える
美術工芸の学生だったころは、頭の中の情報量が少ないが故に、思索が足りない煮詰まっていない作品でも勢いだけで制作し、中途半端に公募展で特別賞とか受賞しちゃって「俺スゲェ」となっておりましたが、
インターネットの普及で、様々なジャンルのプロの仕事を画像や動画で簡単に見れるようになり、年々「俺スゲェ」が薄れています。(狼が成長してチワワとかポメラニアンになる感じ・・)
しかしその時代に培った、「白紙に自由に絵を描く行為」は更に磨きがかかり、
今の思索作業のベースとなっております。(これができないと、どこかのエン○○ム問題
とかになります。)
既存のものにちょっと味付けを変化させただけで評価が変わる
・あの形状が売れているから、うちもあの形状に似ているものを作ろう
・今年は何色が流行るから何色の商品を作ろう
このような浅い思索ではなく、
今現在、「良し」とされている事物は誰かが描いたのだから正解(ベスト)ではない
をベースにして思索をするように心がけております。
人工物は全て誰かが描いたものなので、
それが正解もしくはベストではないと考えるようにしております。
モアベターを生み出そうと思い日々思索を続けるのですが、
職人たちが作り上げる素晴らしい商品が飽和状態になっているので、
うちの業界は、機能や形状ではない他の面から「モアベター」を考える時がきていると思っています。
・素晴らしい機能やインパクトのある形状を沢山作り
・お店で沢山並べておいてお客さまに選んでもらう
・売れなかったら倉庫行き(後に廃棄)
小売店さんやセレクトさんを見ていると、業界の人たちの目線だけで、
フローが出来上がっているので、うちの2ブランドの考え方は、
・掛けやすさは当然、必要以上の機能は付けず丈夫なメガネを作る
・サイズと色と形状を選んでいただき、個別でオーダーをもらう
・御名前彫り、シリアル管理、オーバーホール受付等の個別アフターフォロー
・完全受注制作でデッドストックを出さない
「メガネを買いに行く」ではなく「自分だけのメガネを作りにいく」をモアベターとして思索を続けております。
低価格競争が激化しているので、改めて商品以外の売り方や見せ方を改善することが
大事だと思う今日この頃です。