オクラみたいなメガネ

オクラ合同会社の運営する社内製造メガネブランド「RUISM」と「眼鏡ノ奥山」での日々の出来事を書くブログです。

オクラ合同会社の運営する自社ブランド「RUISM」と「眼鏡ノ奥山」は

完全自社内製造のメガネブランドです。

日々の制作で感じることや考えていることを書いております。

御注文をいただく前に御覧いただければ幸いでございます。

 

スタイリッシュ オクヤマ

猫「えーと。いまさら説明するまでもないと思いますが、眼鏡ノ奥山のメガネ製造事業をお話します…
代表「うーん。猫ちゃんさあ。眼鏡ノ奥山じゃ余りに平凡じゃない?
猫「はい?
代表「サンクチュリアス・オヴ・オクヤマでどう?
主「ですね
代表「それとメガネだけど、僕の解釈だとあれはメガネじゃないんだよね
猫「は?
代表「あれは『守護者』なんだよね。
主「水晶の護り手』ね
代表「それと僕の解釈では、あれは製造じゃなくて、神秘の技巧『ラ・セルロイデクラフタ』って呼びたいな。それとね……

 

一時間後

 

猫「……ネオトーキョーに位置する『サンクチュリアス・オヴ・オクヤマ』では『水晶の護り手』を神秘の技巧『ラ・セルロイデクラフタ』により…

 

    

 

Interview with Okuyama.

本日はとある会報誌様の取材依頼をいただき、その取材現場に同行する機会がありましたのでざっくりではございますがレポートしていきたいと思います。

私自身こういった場に同席する経験があまり無いもので、借りてきた猫(置物)のように進行を陰ながら見守らせていただきました。

 

 

インタビューを受ける四代目

良いものはどのようにして造り上げるのか、失敗から得る成功、常にお客様の事を第一に考える姿勢、雄弁に語るそれはモノづくりに対する確かな信念と情熱そしてこだわり、隅で拝聴していた借りてきた猫も心の中でスタンディングオベーションを送っていました。

 

 

話もひと段落し、実際の作業風景へ。

制作の過程は限られた時間で一部でしたが、無骨な素材が裁断され研磨を重ねみるみると姿を変えていく様は圧巻です。バフと呼ばれる研磨行程は3段階に渡り、磨いて磨いて磨いて、その度に美しさを増してゆきます。

 

ひとつの眼鏡が完成するまでの製造工程はいずれ動画にしてまとめていこうと思います。

 

三代目と四代目のツーショット(Good Smile !!)

 

如何でしたでしょうか。

掲載予定の誌面に関しましてはお知らせできるタイミングがきましたら、追ってこちらでもご案内させていただきます。(おたのしみに!)

 

花の色は 移りにけりな いたづらに

2月に入り2018年も残り僅か11か月になりました。
つい先日年が明けたと思ったのに、もう一年の8.5%を消費したようです。

歳が経つにつれ時間の流れが速く感じる、二十歳過ぎたらアッと言う間、等とよく耳にしたように振り返ると時の流れは一瞬ですね。
年齢に比例し時の流れを早く感じるのには所説あり、有名なものですと10歳が感じる1年は人生のおよそ10%に当たる時間で、50歳の1年は人生の2%、この差が時間の感覚を惑わせていると聞きます。

また人は苦しい時ほど時間を長く感じ、楽しい時間は短く感じるようです。世の中には受刑者向けの「実際の8時間を1000年に感じる感覚を狂わせる薬」が開発されているとかなんとか。生ける者に時の流れは等しく平等ですが、錯覚による感覚の差異は興味深いものがあります。

 

さて、今から10年前の2008年は何が起こったのか少し調べてみますと

 

小室哲哉が5億円詐欺事件で逮捕
最近も騒がれていました。丁度10年前も話題になっていたとは…。

 

iPhone 3G 発売
日本初のiPhone、つい最近に感じてしまいます。10年も経っていたのですね。
「乗るしかない」でお馴染み、ビックウェーブさんの名言誕生もここから。

 

アメリカ大統領選挙バラク・オバマ氏当選
アメリカ初の黒人大統領の誕生で世界が賑わいました。これもつい最近に感(略

 

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まとめ
10年は一瞬

 

世界の中心でメガネを叫んだけもの

迷惑な二輪運転をする集団の呼称を「おならプープー隊」にすれば「暴走族」が減ると論じたのはみうらじゅん氏。各メディアが徹底して彼らを「おならプープー隊」と呼べば恥ずかしさと馬鹿馬鹿しさで、確かに暴走行為も減りそうです。
最初に彼らを「暴走族」と名付けた人が暴走族ではなく「おならプープー隊」としていれば世の中が少し面白くなっていたかもしれません。

 

ここでふと疑問が浮かびます。
「眼鏡」という言葉・呼び名は何故どのようにして付いたのでしょうか。

眼鏡は日本で発明されたわけではないので日本に眼鏡が伝来したときには「めがね」とは呼ばれて居なかった筈です。
更に「鏡」の字は「かね、がね」とは読まない為、後付けの当て字ということになります。となると最初に英名「a pair of glasses」を「眼鏡(めがね)」と呼び出したのは一体誰…!?

 

        

 

眼のための鏡、眼にかける鏡、だから「眼鏡」と表記するのは納得できても、じゃあソレを「め がね」と呼ぼう、は上記の漢字の読み的に成り立たないんですよね。
当時の日本人が英語を理解できず、耳に残った外国言葉を日本語漢字に当てた和製外来語は多々ありますが「グラス」を「めがね」と聞き間違えるには無理があります。

そもそも眼鏡が日本に伝来したのはフランシスコ・ザビエル云々という話もありますのでスペイン語で「Gafas(ガファス)」が変化して「めがね」に…むむむ、考えづらいです。

 

結論としては方々調べてみたのですが結局は分からず終いでした。

 

 

             

 

所説ありすぎて外国から伝来した際に眼鏡をかけていた人の名前が「Megane」さんだった、なんて事もありえそうです。

散々引っ張っておいて答えがなくて申し訳ないのですが、「答えが出ない」のが「答え」と聞くとちょっとカッコよくないですか。

何百年も前から今日まで「めがね」と呼ばれ続けた背景には必ず起源があると思います。一体めがねは何時からめがねだったのか。

めがねめがね言いすぎてゲシュタルト崩壊しかけてきたので今日はこの辺で。

ちなみに「眼鏡ノ奥山」はもとより「ガンキョウ ノ オクヤマ」が正しい読み方になります。

君の名(銘)は。

眼鏡ノ奥山RUISMでは眼鏡をお造りする際、ご希望のお客様に銘入れのサービスを行っております。

           

 

刻印は半角 大文字の英数字で8文字まで。
"-,!$%&:?/"等の特殊記号は使用不能でございます。

 

ご自身のお名前、プレゼントでお相手のお名前、または好きな言葉(単語)など如何でしょうか。


世界に一つの眼鏡を更に特別にする手造りならではの銘入れサービス、ご注文の際は是非ご利用ください。