オクラみたいなメガネ

オクラ合同会社の運営する社内製造メガネブランド「RUISM」と「眼鏡ノ奥山」での日々の出来事を書くブログです。

オクラ合同会社の運営する自社ブランド「RUISM」と「眼鏡ノ奥山」は

完全自社内製造のメガネブランドです。

日々の制作で感じることや考えていることを書いております。

御注文をいただく前に御覧いただければ幸いでございます。

 

嗚呼、初心に帰れワタシ

物凄く久しぶりにブログを書くので、

画像の貼り方も忘れております・・。

 

オクラの猫ちゃんにばかりブログを書いてもらっていて

「奥山辞めちゃった説」まで浮上してしまったので、

 

アイム スティル アライブ!

 

の意味で「近況」や「泣き言」を書いてみます。

 

 

いつもと変わらず直接御注文に来られるお客様が続き

日々感謝しております。

 

かれこれ選べる形状も「40型」「40色」以上となりましたので、

御注文までの流れも大きく2パターンに分かれてきました。

 

 

【パターン1】

WEBで調べ上げたから「この形状と色でよろしく」の瞬殺パターン

 

【パターン2】

おかしいほど真面目に悩んでいる~、マイラヴイズフォ~エバ~ (E〇T)パターン

 

 

選択肢が多いと購買意欲が無くなると多方面からアドバイスをいただきますが、

 

眼鏡ノ奥山の意匠は【パターン2】のほうを狙い続けております。

 

※【パターン1】の方も、おうちで【パターン2】だと思いますが

 

そして、「パターン2状態」をさらに進化させるべく、

2013年あたりから構想していた新商品開発を具現化させようと、

昨年の秋から図面を描いては失敗の繰り返し・・。

 

セルロイドと金属パーツを組み合わせた眼鏡」と一言で終わるのですが、

全然形になりません・・。

 

図面を描いては試作屋さんに切り捨てられ続け・・・・

本日も3ヵ月以上かかった図面をバッサリ断られて、

 

もういいや!もうっ!

 

となっていたところで、2012年に購入されたお客様から

オーバーホールの依頼が舞い込んできてお手紙をいただきました。

 

「もう他の眼鏡はかけられないくらい惚れております」

 

温かいお手紙で我に返りました。

 

そういえばオクラの猫ちゃんにも、

 

「新商品でなくても既に価値があると思いますよ。」

 

なんていつかの電車移動中に言われたりして、

 

新商品開発の重圧に支配されていて日々の制作を楽しんでいない自分に

気が付きました・・。

 

始めたころの「喜んでもらえるか(ドキドキ)」を思い出し、

明日からは新商品開発のほうも日々の制作も「楽しく思える」よう

初心に戻りたいと思います。

 

ちゃんと情報発信しよ。

 

秋葉原駅から葛西駅行のバスの中で思った今日この頃でした。

 

P・S

仲良くしてくれている皆様、ひきこもって連絡もせず申し訳ございません。

一度リセットしてもっと気楽に活動してまいります。

ノブレス・オブリージュ

こんにちは、こんばんは、オクラの猫です。

2020年に開催予定の東京五輪について、この数か月の間で何度も耳にしたので、今日はその事について思うことを雑談してみようと思います。

さて、この東京五輪ですが始まる前から様々な問題を抱えており、事の始まりはエムブレムの盗作騒ぎから始まり、国立競技場の建設費問題、建設工事の従事者過労自殺、etc etcと挙げればキリがない状態です。

この1-2ヶ月で話題になったのは暑さ対策サマータイム導入検討、ボランティア募集辺りでしょうか。

 

暑さ問題、難しいところですね。「夏に開催しない(時期をズラす)」といった根本的な変更がない限り、昨今の異常な暑さの日本では何かしらの事故が起こる事が予想されます。これに対し都の発表した「打ち水」「濡れタオル」という、最高のジョーク天才的閃きには驚かされましたが、日本の持てる技術を駆使してどうにか上手い事やっていただきたいものです。ちなみに打ち水は地面が土だから効果があるもので、アスファルトに撒いて得られる効果には疑問符がつけられています。

 

サマータイムに関しては、2年以内の施行は実現不可能だと思います。交通、金融、通信、世の中の時間を参照するシステム、その多くをサマータイムに対応・機能させるのにどれだけの時間と費用を要するのか、仮に決定されたとして、たった数週間、五輪の為に要するその徒労は計り知れません。そもそもサマータイムを実施しているEUの国々が無意味だとしてサマータイムの廃止に向けて動いているのが、もはや何とも…。こういう対策を考える人たちはアルコールでも飲みながら、脊髄的に思いついた事を発言し「hehehe,ソレイイね!採用!(笑)」みたいな会議をしているのでしょうか、是非一度その様子を見てみたいものです。

 

最後はボランティア。発表によると大会ボランティア・都市ボランティアを合わせて11万人を募集しているようです。1日原則8時間の労働が10日間以上夏季の過酷な労働条件に加え、事前の研修に全て参加が義務活動中の交通手段や宿泊費は全て自己負担という、ブラックな企業も裸足で逃げ出しそうな珍文募集要項が書かれていました。(ここでいう交通費は就業中の移動に掛かる費用も含めるようです。)

 

 

多くの外国訪問客が予想されるよう、それに応じてボランティアには多国言語の習得や、応急処置など多くのスキルが求められるというのに、この募集要項は如何なものかと思いましたが、エライ人が決めた事なのできっと適正なのでしょう、ええ。

ちなみにその後、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の公開した「定款・規程」によると役員・評議員は最大で月収200万円が支給されているそうです。

 

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募集する11万人のボランティア活動家にはビタ一文支払う気は無いが、我々は月収200万キッチリいただきます(ニッコリ

と、いったところでしょうか。しかも一部の人たちはマスメディアに対して我々は無償でやっていますと公表していたにも関わらず、しっかり報酬を受け取っていたのが判明したという…。

一概には言えませんがここまで来ると、もはやコントでは?

 

如何でしょうか。2020年の開催が近づくにつれ、今まで以上に盛大なコント様々な問題が発生すると予想されます。多くの人がそれぞれの正しい価値観と正義のもと、物事を判断・行動し、間違いのないオリンピックが完遂されることを願っています。

 

ノブレス・オブリージュ - Wikipedia

 

さてさて、オクラの猫はオリンピックの成功を祈っています、と免罪符を打ち、日和りったところで今日はこの辺で失礼します。

 

平成最後の夏が来たッ、と思ったら終わっていた。

はてなブログには記事を書くページに【今週のお題】なる話のネタ提供機能が付いています。

今日はその機能に釣られて徒然なるままに駄文を連ねてみたいと思います。

さて、肝心のお題はと言いますと

【平成最後の夏が来た】

はい。夏が来たというか、もう夏も終わりな八月が終わりかけているこの時期にこのテーマ、はてなの担当者さんも相当お疲れな気配が漂っています。来年に平成元号が終わるとはいえ、何でもかんでも「平成最後」をつければいいってものじゃあないですし、言ってみれば今日というこの日だって人生に一度、という意味では人生最後(n歳)の8月〇日に違いありません。

さてさて、こんなどうでもいいことにいちいち噛みついている時点でワタシの脳内も相当暑さにやられている感がありますが、お題に沿って平成最後の夏とやらを振り返ってみますと・・・

暑い」以外の何ものでもない感想しか出てこないのが残念です。どこかのプールでは水温が上がり過ぎて、長時間入水していると風呂の様にのぼせてしまう為、中止になったという話も聞きました。さすが災害レベルと呼ばれる暑さ、もはや何が何だかわかりません。また、本土の気温が上がり過ぎて比較すると沖縄のほうが気温が低く、沖縄が避暑地になるという、聞いたことのない現象もありました。

 

皆様におかれましては「平成最後の夏」をどう過ごされたでしょうか。

 

元号制度が廃止されなければ、来年の5月1日からは新元号に恐らく代わることでしょう。来年のこの時期、はてな今週のお題】に

「(新元号)最初の夏が来た」

が来ることを予言しつつ、今日はこの辺で締めたいと思います。

 

 

眼鏡と健康保険に関するお話

今日は雑談チックに眼鏡と健康保険について調べた事、感じたことなどを書いてみたいと思います。

眼鏡とは主に視力を補うための器具であるとするなら、視力補正の為の眼鏡購入に際して保険が適応されてもいいのでは?と常々思っていましたが、調べてみると特定の条件下でのみ保険が適応されるようです。

条件というのは小児(9歳未満)の弱視や斜視、屈折矯正の治療用として用いる眼鏡及びコンタクトレンズについて保険が適応されるそうです。成長過程における視力の低下は未発達の体がつくられていく時期に矯正してあげれば元に戻る可能性がある、すなわち治療として認められる、というわけです。小さなお子様をお持ちの方は眼鏡代が還付されるようですので覚えておいて損はないかと思います。

さて、ワタシが眼鏡について保険が適応されない理由のひとつにファッション性があるのだと思っていました。数百万以上する高額な眼鏡の天井はキリが無いので、資産価値が生まれそうな眼鏡の購入に保険が適応されれば、保険を使って手に入れた眼鏡を利用し、錬金術が可能になってしまうのかなと。とはいえ、眼鏡が無いと日常生活を送るのもままならない人も居るわけで、常識範囲内の金額の眼鏡なら大人でも保険が適応されてもいいのではないかなと思います。小児弱視に保険が適応されたのが平成18年の事ですので、もしかしたら数年後には年齢不問で眼鏡に保険が適応される世の中が来る、なんてこともあるかもしれませんね。

 

それでは今日はこの辺で。

 

セミオーダー眼鏡デザインのココをアレにする

最初の動画をYoutubeにあげてから1ヶ月が経ち、ありがたいことにお客様から動画の感想をいただく機会がございました。作った側は観て下さった方がどう思っているのか、計り知れない部分がありますので、それはもう嬉しい限りで…本当にありがとうございます。普段、Facebookや当ブログにおいても「いいね」的な何かを投げて頂く事もあり、この場を借りて感謝の意をお伝えしたいと思います。

最終章動画のラストに0.5秒くらい、うっすら表示される不吉な(?)文字に気付かれた方はいらっしゃるのでしょうか。

    

半分くらい無責任に仕込んだメッセージではあるのですが、これで終わりってことも無いでしょうし、きっとまた何かあります、あるんじゃないかな?ま、ちょっとは覚悟しておけ(さ〇まさし:関〇宣言より抜粋)ということでよろしくお願いします。

オクラの主がなんとかチューバーになる日がいつか来るのでしょうか…、楽しみで仕方ありません。

 

 

さてさて、眼鏡ノ奥山HPでは先日セミオーダー眼鏡のデザイン手直し(変更・微調整)についての項目を追加いたしました。

 

 

セミオーダー眼鏡では公開しているベースとなるデザインを選んでいただいた後、「ココの部分を、もうちょっとアレな感じにできる?」とったご要望にお応えしております。とはいえ、変更点に限界もございますので、ご希望なさる場合は制作前にお造りする図面と、お手直しする部分とをお打合せのうえご相談いただきたいと思います。無茶なデザインでも割と何とかなったりする事もあるようですので、気軽にお問い合わせいただければ幸いです。折角オーダーで専用の眼鏡を造るのですから、こだわる部分は徹底的にこだわって、ご満足いく眼鏡を手にとってただきたいですね。

 

「オリジナルな眼鏡をイチから全部デザインしてやんよぉッ!」というお客様はフルオーダー眼鏡をご利用いただきたいと思います。絵は描けなくても、簡単なラフスケッチや完成形のニュアンスを伝えるところからでもご注文いただけますのでご安心を。

 

それでは今日はこの辺で。