さよなら金魚

制作工房の銀太郎です。

「金魚」というセルロイド生地を加工しました。

赤い生地に白い斑点模様が混じった鮮やかな色の材料です。

板の状態では霜降りのお肉のようで、切削すると本物のひき肉のようにみえます。

これが眼鏡の形に仕上げて光沢を出すと、鮮やかな赤色になります。

その様子が水の中を生き生きと泳ぐ金魚のようにみえことから「金魚」とよばれます。

悲しいお知らせです。

この「金魚」がメーカー生産中止で廃盤となってしまいました。

赤味の鮮やかなセルロイドの眼鏡は、現時点ではもう作ることができません。

在庫も無くなってしまいました。

これを購入されていた方は大変に貴重なものになります。

また別の新しいカラーが入荷したら紹介していきたいと思います。