オクラみたいなメガネ

オクラ合同会社の運営する社内製造メガネブランド「RUISM」と「眼鏡ノ奥山」での日々の出来事を書くブログです。

オクラ合同会社の運営する自社ブランド「RUISM」と「眼鏡ノ奥山」は

完全自社内製造のメガネブランドです。

日々の制作で感じることや考えていることを書いております。

御注文をいただく前に御覧いただければ幸いでございます。

 

つるつる派?サラサラ派?

こんにちはこんばんは、オクラの猫です。

眼鏡ノ奥山」「RUISM」では眼鏡の仕上げ最終段階で完成時の表面加工をピカピカに輝くツヤ出し光沢、またはツヤ消しでサラサラなマットな仕上がりをお選びいただけます。公式ホームページにも画像を新たに追加したので、その魅力をブログの方でもピックアップして紹介させていただこうかと思います。

 

 

こちらはその仕上がり具合の対比を分かりやすくするために中央から両仕上がりをセパレートしたイメージ。テンプルについても同様の加工が可能です。

 

 

如何でしょうか。

磨き上げたセルロイドの輝きはとてもとても美しく、またマットはマットで主張しない渋みが良いんですよネ。マット仕様、光沢仕様、どちらも良さがあって私は制作を依頼する際、ものすごく迷った覚えがあります。

画像のような光と闇が両方そなわり最強に見える中央から左右分割の仕上がりは勿論、部分的に一部をマットにしたり、一部を光沢に加工にしたりと、アイディア次第で誰も見たことのないようなデザインの眼鏡の制作も可能でございます。

 

色の組み合わせもそうですが、私ならここをこうする、って考えるだけでもワクワクしてきませんか!?

 

以上、ご質問、ご不明な点等ございましたらコメントまたは、公式HPよりお問い合わせくださいませー。

謎の装置

こんにちはこんばんは、オクラの猫です。

 

問題)まずはこちらの画像をご覧下さい。

 

さて、これは一体何をするための物でしょう?

 

お分かりになった方、いらっしゃいますか…?ヒントは電気を使います。

 

持ち主である「眼鏡ノ奥山」三代目ご主人のお話によると、眼鏡業界に勤めている人でも分かる人は僅かだとか。

 

 

 

 

これが使用中の画像になります。

 

 

答え は、眼鏡加熱機(仮称)、眼鏡ヒーターとでも呼ぶのでしょうか。

通電状態ですと筒状の金属部分に熱が発生し、そこに眼鏡の形状に合わせてあてがって熱でカタチを変えたりするためのもの、らしいです。

とてもとても古い骨董品のようで、一体今の日本にどれくらい現存しているんでしょうね。

 

今後の人生でこの知識を披露する機会が一体どれだけあるのか…な「謎の装置」、如何でしたでしょうか。万が一、実物に遭遇した際は

 

「 あぁコレ?知ってる知ってる。懐かしいなぁ 」

と言えば、その筋の方から一目置かれること請け合いです。

 

Make your choice.

こんにちはこんばんはオクラの猫です。

タイトルは映画「SAW」でお馴染み(?)なあのフレーズから。

 

以前「選択肢が多すぎると選びきれないといったお話を伺った事がありました。

眼鏡フレームに関し量販店では並んだ商品の中から「気に入ったものを選ぶ」だけなのに対し、「眼鏡ノ奥山」「RUISM」ではデザイン、色から始まり、仕上がりの表面加工、果ては面取りのヤスリ深度、仕上がりの表面加工、カーブの掛け方、刻印、etc.etc.と、ほぼ全ての項目に選択の幅があり、ご要望があれば全項目ごとに一層精密なカスタムが可能でございます。つまり、こだわる人はテンプル、フロントの1パーツごとに色や加工に微細な設定をしていただけるわけです。ですが、それをしなかったとしても、何のご指定もなく通常仕上げる完成品は作り手が考える最も良い塩梅になるようにしていますので心配はございません。

なので細かい加工に関して「選びきれない」となるのではなく、そういった部分はあえて「選ばないという選択もよろしいのではないかと思います。

(「選ばない」を「選ぶ」という不思議な語感。)

  

 

  私自身としては、選択肢は多いに越した事はない、けれど全てを事細かに設定する必要は無いと考えています。人それぞれこだわりの度合いに差異はあります。従って、それぞれが思うままに、お好きにしていただくのがよろしいのかなと。ただ、もっとこだわりたいのに、その余地が無いとそれを望むお客様のご要望を満たせなくなってしまうので可能性(選択)の幅は多く持たせています、といったところでしょうか。言い方を変えると「出来る事でしたら何でもいたします。さて、どのようになさりたいですか?」の方が適切かも知れません。

 

 

如何でしょうか。

→さくせんは?

「めいれいさせろ」?それとも「いろいろやろうぜ」?

ガンガンいこうぜ」もアリですネ。

 

板から眼鏡へ、ハンドメイド眼鏡の制作工程とは!?

「眼鏡ノ奥山」公式ホームページに「オーダー眼鏡の制作工程」を追加しました。

 

板状のセルロイド生地から、いかにして眼鏡が完成するのか、気になるその制作工程を
ぎゅーーっ!
っと詰め込んでみました。

 

リンクをペタリ

www.glasses-okuyama.com


私がこんなことを言っていいのか分かりませんが…

一つの眼鏡が完成するまで、それはそれはもう

もっの凄く手が掛かっているなぁあ!と。

培った多くの経験、技術を要するのは勿論の事、1つのミスで取り返しのつかない緻密で繊細な仕事であることを撮影のさなか、すぐ傍で体感させていただきました。


既に奥山の眼鏡をお手に取っていただいたお客様、奥山の眼鏡に興味を持たれたお客様、何だか分からないけど気づいたらこのブログに足を踏み入れていたお客様、全てのお客様に是非見ていただきたいと思います。

 

 

昨今のエイプリルフール事情

こんにちはこんばんは、エイプリルフールいかがお過ごしでしたでしょうか。

ここ数年は各企業の悪ノリ(いい意味)で様々なエイプリルフールネタが飛び交い、目を疑うニュースを楽しめる一日になっていると感じます。

オクラも便乗して「新型眼鏡フレームリリース!」等と謳いながら

フルタ製菓様のハイエイトチョコをネタにさせていただこうかなと色々妄想していましたが、心のどこかでストップがかかり実現には至りませんでした。

また企業が満を持して発表された真実の事柄が4月1日だと「エイプリルフールだし…」と本当のことなのに信じて貰えなかったりと、コレ嘘なの?本当なの?と話題になるのも面白いところです。更にエイプリルフールでネタとして発表したら思いのほかウケが良く、実際に商品化されたりと、もう何が何だかわからないことになっていたりもします。

真っ先に思い浮かんだのは山芳製菓様の「サビ抜き わさビーフ」でしょうか。

嘘から出た真(まこと)を地で行くスタイル、いいと思います。

当ブログの主様に至っては眼鏡型のチョコだろうと何だろうと実際にレンズまで入れてしまいそうで怖い…。

来年の事はわかりませんが、2019年の4月1日にこっそり当ブログ、ホームページを覗いていただければと自らハードルを上げたところで今日はこの辺で。